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これまでのイベント 白樺派のカレー給食

給食用ランチョンマット

日時:2023年10月5日(木)
場所:我孫子市教育委員会

2023年10月5日(木)、小野会長(白樺派のカレー普及会)が我孫子市教育委員会を訪問し、白樺派のカレーを学校給食として出していただく際に敷いていただくための「学校給食用ランチョンマット」を贈呈いたしました。

学校給食用ランチョンマットは、A4版で、給食のトレーに収まるよう、通常版より小さくしてあります。また、ラミネート加工をしているため、よごれが拭き取りやすく、長く使用できます。

教育委員会の蒲生さん(左)に
給食用ランチョンマットを贈呈する小野会長。

実は、2023年6月10日に湖北台西小学校の白樺派のカレー給食を見学させていただいた際、我孫子市教育委員会教育総務部学校教育課の坂東さんから「A4版・ラミネート加工のランチョンマット」のアイデアをいただいていました(「J:COMテレビが白樺派のカレーの給食を取材」参照)。このアイデアを実現させたのが今回の学校給食用ランチョンマットです!

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白樺派のカレー給食

J:COMテレビが白樺派のカレーの給食を取材

白樺派のカレー
ニュースレター第15号

日時:2023年6月10日
場所:我孫子市立湖北台西小学校

 千葉県我孫子市では、全19校の市立小中学校で白樺派のカレーを給食として提供していただいています。白樺派のカレーの給食の様子をJ:COMテレビに報道していただくことになり、その取材に白樺派のカレー普及会メンバーも同行しました。

子どもたちの歓迎の声に迎えられ取材開始

 取材の日は土曜日でしたが、取材した我孫子市立湖北台西小学校では、午後に学習参観等の行事があり、午前は通常の授業が行われ、給食も提供されました。
 午前11時、教育委員会教育総務部学校教育課の坂東起子さんと湖北台西小学校の栄養士の齋藤茅子さんに迎えられ、取材開始。給食調理室を外から見学しながら、調理の工程について説明を受けていると、校舎の3階の窓から手を振る元気な子どもたちの声が聞こえてきました。子ども達もテレビの取材を歓迎しているようです。

打ち合わせ中の坂東さん(右)と齋藤栄養士
J:COMの取材を受ける齋藤栄養士

安全でおいしい給食を提供するための工夫

 この日の給食メニューは、白樺派カレーライス、冬瓜のフルーツポンチ、小魚アーモンド大豆、牛乳です。米と野菜(たまねぎ、にんじん、じゃがいも)は我孫子産、隠し味に使う味噌は、我孫子市布佐の「やまつね食品」の赤粒みそです。

白樺派のカレーの給食


 齋藤栄養士のお話では、この日の白樺派のカレーには、味を引き立てるためにバターを使い、隠し味にしょう油も使っているとのことでした。予算の制約や食物アレルギーにも配慮する必要があり、安全でおいしい給食を提供するための学校栄養士の役割は重いと感じました。

「検食」を経て子どもたちの待つ教室へ

 11時30分に給食ができあがりました。齋藤栄養士の試食が済むと、次は校長先生の「検食」が行われます。「検食」は子どもたちに安全に給食を提供するために毎回行われているそうです。
 検食も無事終わり、給食は大きなワゴンに載せられ、子どもたちの待つ教室へ運ばれます。 

検食中の土山校長先生

 5年1組の教室を取材しました。給食係が盛り付け、手際良く給食の配膳が進みます。給食係の合図のもと、全員で「いただきます!」をして食べ始めました。おかわりをする子どももたくさんいました。

給食係の合図で「いただきます!」

 食事中、子どもたちはJ:COMテレビの取材受けましたが、どの子もしっかりと受け答えをしていたことが印象的でした。「給食の中で、白樺派のカレーが一番好き」と答える子どももいました。

食事中、元気に取材に応える児童

 教室の大きなモニターでは、白樺派のカレーの歴史、使われるカレー粉、食材などの資料が流され、地元で生まれた白樺派のカレーを勉強しながら給食を楽しみました。

 取材内容は、ジェイコム千葉 東関東局が地域の話題や出来事を伝えるニュース番組「WEEKLYトピックス」で6月17日から23日にかけて放送されました。
 
https://c.myjcom.jp/jch/east_03/regular/weeklytopics_tokatsu.html

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白樺派のカレー給食

「白樺派のカレー給食」探訪 − 根戸小学校

白樺派のカレー
ニュースレター第13号

日時:2023年1月25日
場所:我孫子市立根戸小学校

 2018年当時、千葉県我孫子市の小中学校8校でのみ給食に出されていた「白樺派のカレー」も気づいてみれば、現在では全ての市立小中学校(全19校)で給食として出していただいています。
 1月24日から30日は「全国学校給食週間」、1月22日は「カレーの日」(全国学校栄養士協議会が学校給食メニューとしてカレーの提供を呼びかけたことに由来)であり、我孫子市ではこの週間に14の小中学校で白樺派のカレーが給食として提供されました。
 白樺派のカレーが給食としてどのように提供されているのかは興味深いところです。今回は根戸小学校の給食を探訪しました。

歓迎ボードに迎えられて校長室へ

 冬晴れの中、菊田紀子栄養教諭と歓迎ボードに迎えられて校長室へ。角倉千津子校長としばし歓談し、早速「根戸小の白樺派のカレー」とご対面。トレーには牛乳、ミニチーズ、フライドポテトのせサラダ、白樺派のカレーライス、イチゴがのっていました。フライドポテトのせサラダはカレーの日以外にも添えられる人気メニューとか。

歓迎ボード
角倉校長先生(右)と菊田栄養教諭

給食の白樺派のカレーはクリーミー!

 さて、本命の白樺派のカレーは、口に入れた瞬間何とも言えないクリーミーな味が漂ってきました。訊くと定番のC&B純カレーに加えて、パウダーチーズを入れているそうです。
 隠し味の味噌は普段は赤味噌を使っていますが、今回は「やまつね粒味噌」を使っていました。ポーク、ジャガイモ、ニンジンのゴロゴロ感がたまりません。無着色の福神漬が添えてあるのも給食では珍しく感じました。これも美味しいので訊くと、味を厳選して購入しているそうです。

白樺派のカレーの給食

美味しい給食に向けて(菊田栄養教諭の工夫)

 菊田栄養教諭は、かつて市内の久寺家(くじけ)中学校でも白樺派のカレーを出していました。中学校に比べ、小学校ではカレーパウダーの量を控えめにして辛さを若干抑え、また低学年と高学年でも辛さの調節をしているとのことでした。そのほかアレルギー食材のこともあり、色々とご苦労が多いなかで、美味しい白樺派のカレーの給食に向けて頑張っていました。

 2年生の2つの教室を案内してもらいました。感染リスク抑制のため一方向を向いての給食でしたが、子どもたちのカレーを食べるスピードと笑顔で、そのおいしさが伝わってきました。

黒板に貼られた特大のランチョンマットを見ながら給食を食べました(小学2年生の教室)

最後に広く清潔な調理室を外から拝見して辞しました。

広く清潔な調理室(手前は調理用大鍋)
市内各校に配布されている白樺派のカレーの教材
(栄養士研修会で作られたもの)

学校給食採用への最高の協力者

 現在では我孫子市のすべての小中学校で給食として白樺派のカレーを出していただいています。これには、教育委員会教育総務部学校給食課の坂東起子さんが、かつて白山中学校で栄養士をされていた際に食育の一環として調理実習を行い、湖北台中学校時代に初めて給食として出した、いわば先駆者としての存在が大きかったのです。
 一人の指導者が皆を巻き込んで我孫子の子どもたちに栄養満点、美味しい給食を食べさせるというミッションに寄り添っていただけたのだと思います。本当にありがとうございました。

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白樺派のカレー給食

久寺家中学校での給食

白樺派のカレーで給食 

2019年1月30日(水)  
我孫子市立久寺家中学校

 菊田紀子栄養士さんの案内で泉忠則校長先生にお会いしました。会話の中で「嘉納治五郎ブームに乗って白樺派のカレーの知名度も上がるといいですね」とのお話もでて、ご関心の高さが窺えました。

 その後、1年1組の生徒と一緒に菊田さんの「白樺派のカレー」を楽しくいただきました。黒板にはランチョンマットが貼ってあり、係の生徒から「白樺派のカレー」についての説明(添付)がありました。校内放送でも同様の説明が流れていました。ランチョンマットはコピー(白黒)して、全校生徒に配ったそうです。家庭でも見てもらえますね。

 今日の食材の具はジャガイモ、ニンジン、グリーンピース、鶏肉で、ルーづくりには特に力を入れたそうです。
 そのルーは、C&B純カレーを筆頭に、玉ねぎを飴色になるまで炒め、米ぬか油、生姜、ニンニク、鶏がらだし、濃い口しょうゆ、中濃ソース、ウスターソース、トマトケチャップ、赤ワイン、食塩、こしょう混合、パプリカ(粉)、ナツメグ(粉)、ガラムマサラ、チャツネ、粉チーズ、米みそ(赤色辛みそ)粉チーズ、バター、薄力粉等々で、とても家庭では出せない深くマイルドな味わいでした。野菜はすべて「あびこん」からの購入で、この時期カレー用の野菜はニンジンのみが我孫子産だそうです。

 当日の模様は、早速泉校長先生が「校長室より」というホームページにアップしていました。(「校長室より」リンク

具たくさんの白樺派のカレー
いただきま~す!
お代わり組
当日の給食メモ
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これまでのイベント 白樺派のカレー給食

白樺派の子どもカレー試食会

「あびこの学校給食から生まれた白樺派の子どもカレー」
我孫子市の子ども議会で試食会が開かれました

日時:2018年11月6日(火)昼食時

我孫子市内の小学校、中学校では、給食に「白樺派のカレー」を提供しています。白樺派の普及会は、我孫子市の給食を担当されている栄養士さんと川村学園女子大学の学生にご協力をいただき、給食で提供されている「白樺派のカレー」をもとに新たな商品である「あびこの学校給食から生まれた白樺派の子どもカレーを開発しています。開発の一環として、我孫子市の子ども議会に参加された皆様に試食をしていただきました。

「白樺派の子どもカレー」が商品化されることで、より幅広い世代に「白樺派のカレー」を食べていただきたいと考えています。

子どもカレーを説明する小野会長
川村学園女子大学の高橋先生
子どもカレーを試食する参加者
2018年11月10日の毎日新聞で紹介されました
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白樺派のカレー給食

湖北中学校での給食

白樺派のカレーで給食

2017年12月13日(水)
我孫子市立湖北中学校

 白樺派のカレーの給食に合わせて、校内に白樺派のカレーや白樺派の文学を紹介するコーナーが設置されました。
 生徒たちは、美味しい白樺派のカレーの給食を食べ、白樺派のカレーと地域おこしの活動などを学習しました。
 なお、当日、読売新聞が給食の様子を取材しました。

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白樺派のカレー給食

我孫子第一小学校での給食

白樺派のカレーで給食 
   
2016年10月18日(火) 
我孫子市立我孫子第一小学校

10月18日(火)、「白樺派のカレー」が給食に供されるこの日、白樺派のカレー普及会メンバー4人が我孫子第一小学校を訪れました。校長室で太田悟校長、栄養士の吉澤先生としばし歓談しました。

校長先生、栄養士の先生と懇談
学校だよりにも紹介されました 

太田校長は、教科の副読本「ふるさと我孫子の先人たち」を手に、その中の柳宗悦の項で兼子夫人と「白樺派のカレー」が紹介されていること等を話されました。吉澤先生からは「普段のカレーも隠し味に味噌を使っているが、今日は麦の粒味噌にしてみた。野菜は地元産でパウダーは全量『C&B純カレー』を使った。1年に1回は「白樺派のカレー」を出したい。」との嬉しいお話しでした。

給食の白樺派のカレー

5年生の2クラスに2人ずつ分かれて、食欲をそそるカレーの香りがする廊下を進み教室に入ると、すでに配膳が終わりお腹を空かした子ども達が待っていました。「いただきます」の挨拶をして、カレーを口に運ぶと、最初は甘く後からほんのり味噌の風味が口に広がりとても美味しい鶏肉のカレーでした。それを証明するかのように、子ども達も口々に美味しいの連呼で、おかわりには列ができあっという間の完食でした。

あっという間に完食です 

カレーを食べて元気一杯の子ども達に見送られ、お腹も気持ちも満足し我孫子第一小学校をあとにしました。

我孫子第一小学校には、柳宗悦の叔父嘉納治五郎の書があります。
正面玄関を入ると「鏡為人以」(ひとをもってかがみとなす)、校長室には「達必力」(つとむればかならずたっす)の額が掲げられています。

「鏡為人以」(ひとをもってかがみとなす)
達必力」(つとむればかならずたっす) 

嘉納治五郎の甥である柳宗悦の妻・兼子が、約百年前に白樺派の文人たちにふるまったとされるカレーが、「白樺派のカレー」として蘇り、嘉納治五郎の書が掲げられているここ我孫子第一小学校の給食に供されています。
何か不思議な縁を感じた一日でした。

「ふるさと我孫子の先人たち」
柳宗悦のページ
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白樺派のカレー給食

湖北台西小学校での給食

白樺派のカレーで給食 
   
2014年10月27日(月)
我孫子市立湖北台西小学校

 湖北台西小学校の給食に白樺派のカレーが登場しました。
3年生のクラスでは、写真のように当番の女子が白樺派のカレーの説明をしてから元気に食べ始めました。

「うちのカレーよりおいしい」、「5重丸だ」、「え~ トマトが入っている!」
「いつものカレーよりおいしい」、「えー?おみそがはいってるの」・・・

具材は、人参、ジャガイモ、トマト、隠し味のヤマツネ味噌が地元産。肉は鳥。
C&Bのカレー粉は京北スーパーで購入したとのことです。
増田栄養士先生自慢のカレーでした。

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白樺派のカレー給食

湖北小学校での給食 

白樺派のカレーで給食 
   
2014年6月24日(火)
我孫子市立湖北小学校

 2014年6月24日、我孫子市湖北地区の湖北小学校の給食に白樺派のカレーが登場しました。2月24日の白樺派の給食に続いて2度目の登場です。
今回も、白樺派のカレーの由来やかつて我孫子のちに住んでいた白樺派の文人たちも紹介していただきました。

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白樺派のカレー給食

湖北小学校での給食

白樺派のカレーで給食 
   
2014年2月24日(月)  
我孫子市立湖北小学校

 2月24日(月)我孫子市立湖北小学校の給食に400食の「白樺派のカレー」が出現しました。

栄養教諭の小林千恵子先生のご指導で、美味しい白樺派のカレーができていました。杉本明校長先生とお話しした後早速試食、給食のカレーとは思えないほどの (失礼)見た目と洗練された味をたっぷりと楽しませていただきました。このカレーに使用するC&B純カレーのパウダーは、1~3年の低学年と、高 学年では量を変えた配慮もなされていて、野菜と鶏肉は、我孫子を中心とする千葉県産でした。一風変わっていたのは、カレーの上に、おでんでよく見る形の大 根(我孫子産)を少し小ぶりにしたものが載っていたことでした。輪切りの大根を一度茹でてから油を塗ってオーブンで軽く焼いたもので、手が込んでいます。 シンプルな風味がカレーによくマッチしていて、生徒さんも大喜びでした。こちらでは、普段でもカレーには味噌を入れているとのことで、味噌入りカレーは慣 れている感じでした。どの教室もお替わり付きで完食、「いつもの給食のカレーよりおいしかった」「大根がおいしい」「いつもより色が濃くておいしかった」 「おうちのカレーも好きだけど、このカレーも大好き」「白樺派って初めて聞いたよ」などなど、歓声を聞きながら教室を後にしました。

小林先生は、「白樺派のカレー ニュースレター」を教材にして、「白樺派のカレーって?」「今までのカレーとどう違うの?」など、生徒に前もってその内容 を説明しておいたようでした。廊下のコーナーには、そのニュースレターと「ふるさと我孫子の先人たち」の本、レトルトカレー、C&B純カレーの 缶、普通のカレー粉と白樺派のカレー粉などがディスプレーされていて、立体的に理解できるように工夫されていました。
湖北小学校のみなさん、ありがとうございました。

杉本明校長先生と栄養教諭の小林千恵子先生
白樺派のカレーの上に大根がのっています
廊下のコーナーに白樺派のカレーの資料を展示
とても美味しかった白樺派のカレーの給食
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