白樺派のカレー
ニュースレター第10号
2017年8月発行
我孫子の人気カフェ「Cafe茶豆」
Cafe茶豆(カフェちゃず)は白樺派のカレーを提供していただいているお店のひとつです。我孫子市布佐(JR成田線布佐駅から徒歩10分)に2013年に開店しました。
フレンチトーストとスイーツが人気のカフェに若い演劇人が集まり、演劇談義に花を咲かせています。
我孫子の人気カフェ
緑が多くおしゃれな外観と天井が高く落ち着く室内空間が特徴のCafe茶豆は我孫子の人気店の一つです。Cafe茶豆のフレンチトーストとスイーツは、女性から圧倒的な支持を受け、お客様の約9割が女性客です。週末には、遠方からわざわざ来店するお客様がいます。
人気メニューのフレンチトーストは8:30~11:00までと14:00~18:00まで提供されます。
甘さの中に感じるスパイシーさ
Cafe茶豆では、2016年から白樺派のカレーを提供しています。Cafe茶豆の白樺派のカレーは、一口食べると甘さを感じますが、後から辛さを感じる大人のカレーです。
大正ロマンをイメージして、和風の器で提供されます。
Cafe茶豆に集う我孫子の若き演劇集団
Cafe茶豆に集う演劇集団は「東家(あずまけ)」と言って、10人全員が布佐にある我孫子東高校の演劇部出身です。今年4月16日に、旧岡田武松邸跡地に建つ「我孫子市近隣センターふさの風」で、オリジナル脚本による「プログレス」と「都会のカラスは大きい」の2作品で旗揚げ公演を行ったばかり。彼らがCafe茶豆に集うようになった理由を伺いました。
Cafe茶豆とこの演劇集団のご縁は「布佐に美味しいカフェがある」と噂を聞いた東家のメンバー、赤沼亜美さんが何度か訪れる内に、Cafe茶豆の山田さんと言葉を交わすようになって始まりました。
山田さんは、もともと演劇を志していて、某有名芸能人の付き人経験や、昼ドラに連続出演の経験をお持ちです。しかも、山田さんは、赤沼さんと出会う前にツイッターで東家を知り、「演劇で我孫子を盛り上げたい」という言葉に感銘を受け、応援したいと思っていました。そんな時に赤沼さんがお店を気に入って幾度か来店、話をしてみて初めて「ああ、あの東家の」という流れでした。
赤沼さんが「話しやすくて、とてもリラックス出来る場です」と言うこのお店は、東家の若者たちにとって、「フレンチトースト」や「白樺派のカレー」を楽しみながら、芝居の打ち合わせをする大切なたまり場になっています。演劇経験豊富な山田さんに助言を受けたり、励まされたりしながら、これからも一年に最低一回は公演を行っていきたい、とのこと。この夏も公演を予定しています。 山田さん曰く「自分が役者をやっていた頃は、稽古より本番が大好きで、お客さんの前に出るとアドレナリンが出てぐっと気持ちが盛り上がる。」
取材中、山田さんは赤沼さんに「劇中の台詞に『白樺派のカレー』を入れちゃえば。『我孫子って言えば白樺派のカレーだよね』とか『横須賀は軍人カレー、我孫子は文人カレー』とか、パロってる感じで入れたらいいんじゃない」など、助言を繰り出していて、赤沼さんは「持ち帰って検討させてください」と苦笑しながら返していました。そんなやり取りに、演劇を志す若者と先輩の暖かい信頼が感じられました。
Cafe茶豆 千葉県我孫子市布佐2971 電話 04-7183-4833 モーニング 8:30-11:00 ランチ 11:00-14:00 カフェ 14:00-18:00 定休日 月曜日(月曜が祝日の場合は次の平日が定休日) |