新潮社記念文学館と企画展「角館と民藝」
秋田県仙北市角館町の新潮社記念文学館では、2023年9月1日から11月19日まで企画展「角館と民藝」を開催しています。
新潮社記念文学館は、角館出身で文芸出版社新潮社の礎を築いた佐藤義亮氏の業績の顕彰を主な目的に建てられた公立の施設です。
新潮社記念文学館(仙北市のホームページ)
企画展「角館と民藝」
角館と民藝の機縁
角館では昭和17年(1942年)から3年間、日本民藝館の協力のもと「樺細工伝習会」が行われ、柳宗悦や芹沢銈介らが当地を訪れ、角館と民藝の縁を結びました。
今回の企画展「角館と民藝」では、柳の著書の展示とともに、樺細工伝習会を機縁に角館を訪れた人やゆかりの人々の事績を紹介し、近代日本の普遍的思想といわれる「民藝」の多様性を探ります。
地元のレストランで白樺派のカレー提供
企画展に合わせて「白樺派のカレー」を地元のレストラン「あきた角館 西宮家」にて提供していただきました。